大人の休日倶楽部ジパングカードを考察してみた

最終更新日：2022/09/19
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JR東日本。JR北海道で旅行する人は検討したい一枚。
ただ、男性満65歳以上、女性満60歳以上が対象です。
定年後の人を狙ったようなカード。

どんな人が持つべきか？を考察。

まずスペックを簡単に

概要

JR東日本・JR北海道で、
かつ201キロを以上の切符が30%オフになります。

それ以外のJR路線は、同じく201キロ以上の切符が20%～30%オフ。
そして20回までと回数制限があります。

男性は満65歳以上、女性は満60歳以上が対象です。
夫婦で申し込む場合、どちらかが65歳であればＯＫ。

年会費について

年会費は4285円なので、
30%オフなら1万5千円の切符で元を取れる。
したがって、少しでもJRで旅行する人は持っておきたい。

その他旅行パックでも５％オフなど特典がありますが、
JR代の30%オフが安すぎるので、それを利用する方が安くなるかもしれない。

カード所有者しか割引にならないため、
夫婦での旅行が前提であれば夫婦会員になる必要があります。
夫婦だと元を取るのがより簡単になる。

ポイントの貯まり方

ショッピングでの還元率は0.5%。ここは低いのでメインカードとしては使いにくい。
日常の買い物で使うクレジットカードではない。

貯まるポイントは「JRE POINT」。
Suicaに1ポイント1円としてチャージできたり、グッズと交換できたりします。

JR東日本の切符や旅行商品はポイントアップします。
Suicaを年間10万円チャージするとしたら、1500円の還元。

その他のポイントアップはこちら

ここはかなりお得なので、このカードでチャージしていきたい。

割引特典について

これが基本の特典。
JR東日本・JR北海道で、連続して201キロ以上となる切符を購入すると30%オフ。
往復なら片道100.5キロで良いので、意外と対象となることは多いだろう。

上記の対象となる路線はこちらの地図を見てください。
「割引エリア」

そのほかのJR路線でも、同じく201キロ以上の切符が最高30%オフ。
20回までと制限がありますが、
よほど旅行しない限りは使いきれないと思います。

一部、割引対象外になるものがあるので注意してください。

ゴールデンウィーク、お盆、年末年始の繁忙期は割引対象外。
西日本へ行く際の新幹線「のぞみ」も対象外なのは、ちょっと痛い。

このカードを持つと、繁忙期を避けて旅行することになるだろう。

その他特典

年に3回ほど発売される乗り放題切符が激安。
ただ、やはり利用期間は閑散期となり、リーマンには厳しい。
これが使えたら、これだけで年会費の元を取れます。

こちらは対象外はほぼ無い。そして家族全員分が5%オフになります。
旅行パックを購入する場合は、この「びゅう」から申し込みたい。
ちょっと豪華な家族旅行をすれば、年会費の元を取れる。

大人の休日倶楽部ジパングカード会員限定のツアーやパックがあります。
よく新聞などにある年配向けのツアー商品が多い。
このあたり、詳しくはこちらのページを。
「大人の休日倶楽部」

施設等の特典はこちらのページを見てください。
「会員特典」

これらをフルに活用できれば、かなりお得なカードです。

Suicaオートチャージ

Suicaのオートチャージができるので、Suica利用者はかなり便利。
このカードの発行会社「ビューカード」のクレジットカードしか、
オートチャージはできません。

このオートチャージは改札でしかできないので注意。
店舗での支払いは対象外です。
その場合、モバイルSuicaからチャージしましょう。

旅行傷害保険も付帯

国内旅行傷害保険はお得。
年会費も実質無料なので、美味しいです。

ただ、保険の金額はかなり安いのと、
JR東日本系の旅行パックでなければ還元率0.5%なので、ここがお得じゃない。
保険の金額も安いので、無理にこのカードを使うこともない。

ETCカードについて

ETCカードは全くお得ではない年会費524円。
還元率も0.5%と低いので、
大人の休日倶楽部ジパングカードにてETCカードを持つ価値はない。
他の年会費無料のETCカードを持ちたい。

考察

年会費4285円は、1万5千円の切符で元を取れます。

したがって、1回でも旅行すれば元を取れると考えたい。
片道100.5キロの旅行なんて普通なので、まず使える。

このカードはメチャクチャお得です。
定年後の旅行需要を狙った、若者には羨ましいカード。

定年後はこのカードを持つことをまず検討したい。
そんなくらい、おすすめできるカードです。