転職の成功の定義を考察してみた
転職はややギャンブル的。
実際に働いてみないとわからないものです。
「失敗」は付き物。
一般的な成功の定義
何が成功か?失敗か?は人によって違います。
おおよそ、成功と考えることは次の5つ。
1、年収アップ
2、労働時間の短縮
3、労働環境の改善
4、やりたい仕事ができる
5、理想の勤務地
全てを満たす転職はかなり厳しく、
ほとんどの場合は妥協となるだろう。
最近は年収アップよりも環境改善系を取る人が多い。
しかし、それこそ転職しないとわからない。
働いてみてやっと「失敗した…」と気付くものです。
年収アップの注意点
年収アップの転職はさほど難しくない。
しかし、「ずっと年収が上げる」のは難しい。
使えないやつだとわかったら、降格&年収ダウンとなる。
したがって、転職先で活躍することが何よりも大事となる。
騙して入社したところで、活躍できないと無意味。
「転職しない方が良かった」、となる。
年収アップという視点よりも、
「より昇進できるか?」という視点が大事です。
環境改善の注意点
残業代が出る、週休完全二日、有給が使える、
理想的なホワイト企業を目指す人が多い。
そんな企業は確かにあります。天国でした。
しかしこれは実際に働いている人に聞かないとわからない。
職場によっても全く違い、ホワイト企業でもブラック職場がある。
どう調べてもギャンブル的になるので、ここの失敗は受け入れたい。
そして、こういう企業の人間は超優秀な人が育ちにくいよう思える。
超一流の人は仕事の鬼です。
サービス残業してでも成果を出し、自ら進んで土日も仕事をする。
強制的に帰らされるホワイトな職場は、スキルが上がりにくい。
ブラック企業で猛烈に働いている人には勝てない。
スキルが上がらないと、「環境を受け入れるしかない人生」になる。
将来的に理想の環境を手に入れるのは、
超優秀な人です。
ゴールを考える
転職は目先の利益的な視野ではいけない。
60歳になったとき、どういった人になっていたいか?と、
ゴール(目的)を達成するための手段として考えたい。
若い時に自らの成長を止めて楽を追求するあまり、
50歳には無能な人間として重労働に課せられている。
十分あり得る話しです。
一時的にて転職成功かもしれない。
しかし、60歳になったときに成功と思えるかどうかは別。
逃げてきた人は後悔しています。
考察
逃げではなく、戦うことが目的の転職は成功と考える。
逃げたら今以上の環境は手に入らない。
戦ってレベルを上げ、良い環境を勝ち取らねばならない。
「楽したい」「給料下がっても楽なら」という思考は失敗。
ライバルとの差がどんどん開き、「使えないやつ」になってしまう。
もちろん、戦って勝てたなら大成功。
成功の定義は勝ち取った姿を想像し、考えたい。